「小さなクリニックでもJCI認証は取得できるのか?」 〜 お客様のご質問より 〜
- Afya Management and Innovation

- 2025年8月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年11月2日
お客様からのご質問:
「個人経営のクリニックでもJCI認証を取得できるのでしょうか?
JCI認証は大学病院や大規模な総合病院など、実績のある医療機関のみが対象のものでしょうか」

「小さな施設でも、JCI認証は可能です」
「個人経営のクリニックでもJ C I認証を取得できるのか」
これは、今までに何度かご相談いただいたことがある内容です。結論から申し上げますと、個人経営のクリニックでも、JCI認証の取得は“可能”です。
もちろん、大規模病院に比べて人的・時間的リソースに制限があり、また審査費用を工面できるのかを考慮する必要がある点には注意が必要です。しかしJCIは、施設の規模や診療科にかかわらず、柔軟に適用できるフレームワークであり、その対象が大規模な施設に限られたものではありません。実際、世界では在宅医療専門施設や中規模の検査機関、さらには個人経営の歯科医院、外来専門クリニックなど、多様な形態の医療機関が認証を取得しています。
小規模クリニックがJCIを取得するメリットとは?
1. 「小規模だからこそ」迅速な改善が可能
大規模組織に比べ、指示系統やフローがシンプルなため、標準化や改善の定着が早く、変化に強い組織をつくることができます。
2. 信頼性の「差別化」につながる
他施設との差別化、特に自費診療や自由診療の拡大を視野に入れている医院では、JCIという国際的な信頼マークが強い訴求力を持ちます。
3. スタッフの意識と業務の質が飛躍的に向上
院内での再教育・役割明確化・業務の標準化が進むことで、ミスやクレームが減少し、職員の満足度や定着率も向上します。
小さな施設が注意すべきこと
とはいえ、すべてのJCI基準を「一律に」満たそうとすると、負担が大きくなります。そのため、小規模施設では以下のような段階的導入の工夫が有効です
初期段階は「ギャップ分析(Gap Assessment)」からスタート
必須基準(IPSGや感染管理など)を優先し、リスクが高い業務から改善
文書やマニュアルも、自施設の実態に合わせた「等身大の構成」に
コンサルタントからのメッセージ
JCIは「大きな病院のための制度」ではなく、“安全で質の高い医療を持続的に提供したい”というすべての医療機関のための枠組みです。小規模クリニックにおいても、JCIを“経営のエンジン”として最大限にご活用ください。
弊社では、第1ステップのギャップ分析(Gap Assessment)」のみのご相談も承っております。お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。




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